専門医からのアドバイス

睡眠時無呼吸症候群

こんな症状ありませんか?

<夜・睡眠時>

□いびきを頻繁にかく     □呼吸が止まっていると指摘される   □苦しくて目が覚める   
□夜、頻繁にトイレに起きる  □喉が渇く

<朝>

□熟睡感がない        □頭痛がする

<昼>

□常に眠い          □疲れやすい        
□仕事に集中できない     □交通事故を起こした(ニアミスをよく起こす)

夜の項目で「いびきを頻繁にかく」「呼吸が止まっているとしてきされる」のいずれかにチェックがつき、他の夜の項目、朝、昼の項目にチェックがつく場合は睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。

睡眠時無呼吸症候群とは

 気道の閉塞などの原因で、睡眠時に何回も呼吸が止まる病気です。
 いびきや起床時の頭痛、日中の眠気や倦怠感などの症状があります。また、高血圧や脳卒中などの循環器疾患や、糖尿病などの合併症を引き起こすこともあります。そのうえ、日中の眠気のために、交通事故や産業事故などを引き起こす可能性があります。患者さんに合わせた適切な検査と治療が必要です。

睡眠ポリグラフィー検査とは

睡眠時無呼吸症候群の原因や重症度を調べたり、治療方法などを決定するためには十分な検査が必要です。睡眠ポリグラフィー検査は、睡眠の状態を全体的に調べる検査です。
 入院して頂いて、脳波や心電図、胸部の動き、血中の酸素量などの検査端子を体に取り付けて一晩寝て頂きます。全く痛みはありません。

●睡眠ポリグラフィー検査のスケジュール(1泊2日)
 午後7時頃 夕食を済ませ来院
 午後8時頃〜電極を装着し、検査を開始
 午前6時頃 検査を終了

検査結果に基づき最適な治療方針をご説明いたします。分析結果により鼻マスクによるCPAP(持続陽圧呼吸療法)が必要な場合、後日CPAP治療圧決定とその導入のために、再度1泊2日の同じスケジュールでご入院していただきます。
当院では、外来で問診や簡単な検査をし、睡眠時無呼吸症候群の疑われる方には、日程をご相談し入院して睡眠ポリグラフィー検査を受けて頂きます。

CPAP(シーパップ)療法

鼻マスクから気道に空気を送り込み、気道の閉塞を防いで無呼吸を無くす治療法です。CPAP治療を受けて頂く場合は、睡眠ポリグラフィー検査後さらに1泊2日の入院が必要となります。
当院では、外来で問診や簡単な検査をし、睡眠時無呼吸症候群の疑われる方には、日程をご相談し入院して睡眠ポリグラフィー検査を受けて頂きます。

外来

 
診療時間 午前9:00〜12:00
睡眠ポリグラフィー検査

※ 睡眠検査で火曜日以外をご希望の場合はご相談ください。
※ 日・祝祭日は休診です。
※ 睡眠検査は19:00〜翌朝6:00までです

 

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